その日は遅番で、アルバイトの人達と仲良く話したりして楽しかったんです。
閉店1時間半前になると、流石にお客も少なくなるのでこっそりおしゃべりします。
その時に、一本の電話が鳴りました。
「(会社名)でございます」
「あのー、先日■■を○○に送った◇◇と言う者ですが、(私の名前)さんいますでしょうか?」
「はい、私でございますが」
「3カ所に別々の商品送ったんですけども、中にお手紙をそれぞれ入れたの覚えていますか?」
「あ・・・はい、覚えております。」
「その中身、一カ所はちゃんと入ってたんですが、他の2カ所が逆に入っていたそうなんですよ」
「・・・・・え!?」
その◇◇さんの事は、今でもよく覚えている。
とっても可愛い字を書く女の人だなぁとか思って印象に残ってたから。
クレーム。私はまだ未熟で、クレームの対応の仕方とか全くしらなくて。
「申し訳ございません」しか言えなくて・・・それで電話を切った。
すぐに社員の人にその事を報告。
「配送伝票探してくれる?」
「は、はい!」
やみくもに探す。直ぐに三枚とも発見する。でも・・・。
「で、どの人とどの人が間違ったの??」
「・・えっ、と・・・・」
聞き逃した。メモも取らずに電話を切ってしまった。
結局分からずに、自分のエリアで1番偉い方の所まで行く。
丁度閉店時間だったから。出入り口付近に偉い人はいた。
奥の部屋に行って、私含め社員6人で話し合い。
詳しく話してって言われても、ちゃんとメモしてない私には、何を話していいのか頭がこんがらがってわからない。
今でもちゃんと覚えてないくらい。
ここはちょっとはしょる。
1番偉い方が、◇◇さんへ電話を掛けて、色々対処。
すごい大変なことになった。頭が真っ白になってどうしたらいいんだろうって事ばっかり考えてた。
クレームの対処の最終的なのは、上の方に任せるのです。
私は、クレームの電話があった事を話した社員さんに怒られました。当たり前。
電話を受けたなら、どういう内容か、ちゃんとメモって。
只「申し訳ございません」だけじゃなくて、「折り返し電話します」も言わなきゃいけない事。
色々。
私はその◇◇さまの事はちゃんと覚えていた。
でも、今の時期はお中元で忙しい時期です。発送の荷物もすごい大量です。
だからアルバイトさんを雇ってるんです。
アルバイトさんに、発送までの包装と段ボール詰めは任せます。
やったのはアルバイトさん。でも私の説明不足で引き起こした事。
マネージャーは「誰のせいでもない」そう言ってくれた。
でも、これはもう自分のせいだって思ってしまうよ。
手紙の内容はそれぞれ違ったのに、別の人に別の人の手紙が入ってたんだよ?
怒らないわけがない。私なら絶対怒る。
次の日は私は仕事が休みで、1日ワンクッション置いてしまってすごい気まずかった。
もう、こんなこと起したくない。だから。
戒めのために、ここに書くことにしました。
前にも私にクレーム来たことがあります。
これも些細なことで、でもすごいクレームで。お客はカンカンに怒ってて。
あれで私は、誓ったハズだったんだよね。
でもまだ気持ちの引き締めが足りなかったと反省。
だから書いたの。
もうこれ以上失敗しないように。
精神的にオカシクならないように。
おわり。
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